まったり推し活活日記

アラフィフなにふぁむ〜の日々のつぶやき

話題の本「三千円の使いかた」を読んで節約について考えてみた!

「三千円の使いかた」という本を

ご存知でしょうか。

 

少し前に話題になっていた本です。

私は本は大好きなのですが

ほとんど購入することはなく

図書館で借りています。

話題の本は人気で

リクエストしても順番がなかなか

回って来ず、最近やっと借りられました。

 

結論から言ってとても面白く

一気読みしてしまいました。

以下はネタバレありますので

ご注意ください。

 

三世代家族のお金にまつわるお話

話題の本ということだけで

内容についてはあまり知らずに

リクエストしました。

実は読むまでは

ハウツー本かな…と思っていたのですが

小説だったのでちょっと驚きました。

 

70代の祖母の琴子、50代の嫁の智子、

その娘である共に20代の長女の真帆と

次女の美帆。

この4人を中心に

お金をどう貯めてどう使うのかが

描かれています。

 

70代の琴子

夫は何年か前に死に別れて一人暮らし。

息子夫婦は近くに住んでいて

関係は良好。

孫娘も仲良しで悠々自適な生活。

貯金は1000万円。

それとは別に数百万円あったけど

夫が死んでから年金は少なくなり

貯金を切り崩して生活していて

残りは数十万円に。

いつまで生きるかわからないから

お金は使った方がいいという考えと

将来介護が必要になったら

どれくらいお金がいるかわからない

という不安がごちゃごちゃになっている

 

あなたはあとこれくらい生きるから

お金がどの程度必要…とか教えて欲しい

そんな琴子の思いが切実でした。

 

結局、琴子は73歳にして

パートで働き始めます。

もちろんお金のこともありますが

人に必要とされる

やりがいを見出すため…というのも

大きい感じでした。

 

いくつになっても

働けるなら働いた方がいいのかな。

琴子を見て少し明るい気持ちになれました。

 

嫁であり母である智子

智子は50代で長女は結婚していて 

孫がいる。

次女も独立して働いている。

夫婦2人暮らしだが

病気で手術をしてから

夫への不満が噴出して

離婚も考えてしまう。

でも友だちが夫の浮気で離婚の話が

進んでおり

離婚した時の経済的な大変さを思い知る。

智子の家は長女が高校卒業時に

(10年ほど前だろうが)

貯金が800万あった。

でも2人の娘の大学費用と

長女の結婚と自分の手術で

どんどん貯金がなくなり

今は100万くらいしかない。

定年間際で貯金100万は

老後の資金として心もとない気がしました。

この10年間、貯金はしなかったのか?

 

智子は自分なりの節約と

それよりも

夫と2人で生きていくために

夫婦で話したり協力したりすることに

目覚めたようでした。

 

 

しっかり者の長女、真帆

真帆は結婚して子どもが3歳の専業主婦。

夫は公務員だけど安月給。

でも、ものすごい節約をして

貯金は600万ほどある。

節約しながら充実した日々を送っていたが

大学の同級生が金持ちと結婚すると聞いて

なんとなく自分はこんなに節約ばかりで

何をやってるんだろうと

思ってしまう…。

 

節約とは無縁だった次女美帆

次女の美帆はあまり節約など考えず

楽しく一人暮らしをしていた。

それでも先輩がリストラされたことを

きっかけに自分の人生も安泰ではないと

気づいて節約を考え始める。

そんな矢先、新しい恋人もでき

結婚を考えるようになるが

その恋人には

奨学金という名の550万円の借金が

あることが判明。

結婚したら月々三万円を20年間

返していかなければならない。

節約とは無縁だった頃の美帆なら

そんなに悩まなかったかもしれないが

節約を意識し出した美帆にとって

月々三万円を捻出するのは

大変なことだと悩む。

 

奨学金についてはいろいろ考えますよね。

今、奨学金を借りてる人って

結構いると思うし

この話のように

親が内緒で借りてて

あとは丸投げみたいなことは

あまりないかもですが。

 

うちも夫は奨学金を借りてて

結婚した当初は月々返していました。

まあ、夫の給料から返すわけだし

返していたのはしばらくだけで

残りは夫の両親が

保険かなにかが満期になったから

といって残りは全額返してくれました。

 

でも私の友人はつい最近まで

月々少額だけど

旦那さんの奨学金をずっと返してた

と言ってました。

(ちょっと不満そうでした)

 

だから美帆が悩むのはよくわかるし

でもわりと今どき奨学金借りてる人は多いし

借りたら返さないといけないし。

大学費用は親が出すのか

子どもが返していくのか

奨学金ってわりと簡単に借りれるけど

なんか難しい問題だなと思います。

 

うちの場合

私はわりと節約を意識して生きてきたと

思います。

上手に節約できていたかはわかりませんが。

私は結婚して仕事をやめて

子どももすぐに出来たので

長いこと専業主婦でした。

今もパートですし

夫も人並みに働いてくれていますが

高給とりではありません。

だから何かあった時のためにと

少しずつ積み立てをする癖というか

習慣があります。

積立するだけのお金があっていいな

と言われることもありますが

その積み立てをするために

節約している感じでしょうか。

 

入ってくるお金が少なければ

使うお金を減らす。

世の中の経済をまわさない生き方ですが。

それが私の信条でしょうか。

入ってくるお金が多いと

使うお金も多くて貯金が少ない

みたいな話もよく聞きますよね。

 

でもまあ、お金って

何に使うかは人それぞれなので

これにはたくさん使うけど

これに関してはとことん節約。

とかあるので

よくわかりませんけどね。

 

まとめ

「三千円の使いかた」

どういう使い方がよいとか

そういう話ではなく

お金をどう貯めてどう使うのか。

それを人それぞれ考えることが

大切なんだと思わされました。

 

どんな使い方をしても

その人がそれで満足なら

それでいいのかもしれません。

でも何も考えずに使うのではなく

考えて使うこと。

それが知らず知らずに

節約につながるんでしょうね。

 

うちも子育てがひと段落したけど

結婚やなんやと

まだまだお金はいるんでしょう。

 

それになんと言っても老後の資金。

どれくらいいるのわかりませんが

年金がどれくらいもらえるかも

わからないし

これからも節約しつつ

少しは自分の人生を楽しむために

バランスよくお金を使っていきたいと

思います。

 

身近な話でわかりやすく

それでいて考えさせられる本でした。

おすすめです。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました😊

 

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