まったり推し活活日記

アラフィフなにふぁむ〜の日々のつぶやき

読み応えバッチリ!「六人の嘘つきな大学生」で就活について考えた。

ご覧いただきありがとうございます♪

 

最近、図書館でリクエストした本が

続々やってきて

本をよく読んでいます。

shiawase-blog7.hateblo.jp

 

評判の良い本をリクエストしているので

だいたい面白い本に出会えるのですが

 

その中でも面白かったのが

「六人の嘘つきな大学生」

 

2022年本屋大賞候補作ということで

リクエストしました。

評判通り、とても面白かったです。

 

 

私は、ほっこりした本が好きなのですが

これはちょっと趣が違います。

 

就活を舞台にしたミステリー。

と言っても、殺人とかがあるわけではありません。

ある意味、極限状態まで追い込まれた

就活生達が巻き起こす事件。

それがまた、人間性をえぐりだすといいますか…。

前半はただただ人間不信に陥る感じ。

 

初読み作家さんですが

構成力が素晴らしくて

読み手にも情報を小出しにして

気持ちいいくらい騙されまくります。

何回も、え?そうだったの?

と読み返してしまいます。

そして、伏線回収も素晴らしいです。

 

ミステリ要素だけではなく

人間の多面性であったり

切り取られた情報を鵜呑みにしない方がいいとか

考えさせられる部分もたくさんありました。

 

それにしても就活というのは

大変だなぁ〜としみじみ思いました。

勿論、これも切り取られた情報なので

みんながみんなそんなことはないと思うので

恐怖を煽る必要はないのですが。

 

うちの息子達も昨年就活してました。

理系だったり、公務員試験だったりと

ちょっと一般的ではないかもですが

面接で連続不合格だったりした時は

何か問題でもあるのか…と

親の私も心配になったりして。

 

このまま、どこも合格しないのでは…。

と疑心暗鬼になったりしましたが

なんとか内定をもらって

現在、頑張って働いております。

大変そうですけどね…。

 

就活の時、息子達には

 

「合格したところが、あなた達にとって

一番良い就職先なんじゃない?

不合格だったところは

あなたとは合わなかっただけで

存在を否定された訳じゃないんだから」

 

と、言ってた気がします。

まあ、そうとしか言えませんよね。

しかも、それが事実だと思うし。

 

この本でも

面接で本当に優秀な人を見極めるのは

不可能だと言っていました。

そりゃあ、ちょっと話しただけで

その人の本質なんてわからないだろうし

難しいですよね。

でもそれで、その人の人生が

ある意味、左右される訳だから

就活って何なんだろう…と思いますよね。

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就活の時期は特殊な環境で

極限状態に陥って視野が狭くなりがちなので

そこは気をつけた方がいいかなーと

思いました。

 

まあ、今のご時世

転職もありなので

そんなに深刻ではないのかもしれませんが。

 

「六人の嘘つきな大学生」

ただのミステリーで終わらず

就活や人間性についても

考えさせられます。

そして人間には悪い面だけではなく

良い面もあるということを

思い出させてくれて

読後、ちょっと元気がもらえるお話です。

 

気になる方は是非お読みください。

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最後まで読んでいただき

ありがとうございました😊

 

#六人の嘘つきな大学生

#本屋大賞

#就活

 

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